2021年5月2日日曜日

ギデンズ『社会学』を読み直す

社会学の授業で、社会成層とジェンダーについて教えるので、ギデンズの『社会学』(翻訳と原書)を読み直しています。

カジュアルゲーム

ユールのカジュアルゲーム論を用いて以前に書いた、ゲームとしての「妖怪ウォッチ」の拙分析を読み返しましたが、結構面白かったです。英語化して発表しても良かったかもしれない、と少し思いました。

ゲーム市場の拡大の背景には、情報通信技術の発展やF2Pのような新しいビジネスモデルの誕生がありますが、ゲームのカジュアル化(気軽に楽しめるゲームが登場したこと)も重要な要因です。

「ハイパーカジュアルゲーム」という言葉が流行してますが、カジュアルゲームを多様な視点から分析したユールの『カジュアル革命』は、扱われている事例はやや古いですが、良い本だと思います。
https://mitpress.mit.edu/books/casual-revolution 

『カジュアル革命』の概要はこちら。
http://sociology-of-games.blogspot.com/2015/08/a-casual-revolution-reinventing-video.html