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2020年8月2日日曜日

海外の独立系ビデオゲーム・コンテストのグランプリ作品リスト(&独立系ゲームの動向)

イェスパー・ユールの『Handmade Pixels』の記述をベースに、海外の独立系ビデオゲーム(Independent Video Games)のコンテストのグランプリ(最優秀賞)作品をリスト化しました。同書の40~41、93、103、120頁を参照し、近年の情報を加えています。今後、少しずつ更新していきたいと思います。

2016年6月5日日曜日

書評:『同人音楽とその周辺――新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念』

井手口彰典,『同人音楽とその周辺――新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念』(青弓社,2012)を読んで感じたことのメモ。

以前にご恵贈頂いた本で、PDF化していたのですが、3月に予定されていた某学会での発表準備のため改めて購入しました。
(その発表は、発表数日前に家族が遭った交通事故の対処のため、取りやめさせて頂かざるをえなくなったのですが…)。

本書は、「同人音楽」と呼ばれる実践や作品、周辺現象の分析を通して、現代日本の音楽文化の一側面を考察した著作です。同人音楽即売会「M3」や、同人音楽の環境・ジャンル、「初音ミク」や「ニコニコ動画」のような同人音楽の周辺的状況が、幅広く扱われています。

本書については、すでにいくつかの書評がオンラインで発表されています。
 井手口彰典『同人音楽とその周辺』 - Jablogy

本ブログでは、2010年に書いた下記の拙論文に対する、井手口さんのご指摘について感じたことを、簡潔にまとめておきます。
 七邊信重,2010,「『同人界』の論理――行為者の利害-関心と資本の変換」『コンテンツ文化史研究』3.

2014年12月27日土曜日

菊とポケモン――グローバル化する日本の文化力

Allison, Anne, 2006, Millenial Monsters: Japanes Toys and the Global Imagination, The University of California Press.(=アリスン,アン,2010,実川元子訳『菊とポケモン――グローバル化する日本の文化力』新潮社.)のメモ。

2013年11月22日金曜日

Cheating: Gaining Advantage in Videogames

Mia Consalvoの『Cheating: Gaining Advantage in Videogames』(2007, The MIT Press)は、コンピューターゲームのプレイにおける「チート(Cheating)」、つまり、ズルや不正行為に関する研究。
https://mitpress.mit.edu/books/cheating