2021年12月10日金曜日

個人サイト開設と「ゲーム研究関連リスト」移転

個人ウェブサイトを開設しました。今後、教育や諸活動に関する情報などを発信していけましたらと思います。
https://chimarisan.wordpress.com/

なお、個人サイト開設に合わせて、日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)のWebサイトにて転載・公開させて頂いておりました、「日本でゲーム研究を専攻できる大学院・大学リスト」等の「ゲーム研究関連リスト」を、当方のサイトで今後更新していくことになりました。

2021年10月27日水曜日

フリーの統計分析ソフト「jamovi」について

jamoviは、フリーの統計分析ソフトです。今年の社会調査実習で、同僚の先生が使用されています。
ソフトの特徴、ダウンロードの仕方、利用方法などについては、下記のサイトで詳しく紹介されています。

大宅壮一文庫のコピー資料配送サービスの利用法

9月に、東京都にある大宅壮一文庫のコピー資料配送サービスを利用して、複写資料(165枚)を送って頂きました。
https://www.oya-bunko.or.jp/guide/tabid/67/Default.aspx#

やり方は、次の通り。

2021年5月2日日曜日

ギデンズ『社会学』を読み直す

社会学の授業で、社会成層とジェンダーについて教えるので、ギデンズの『社会学』(翻訳と原書)を読み直しています。

カジュアルゲーム

ユールのカジュアルゲーム論を用いて以前に書いた、ゲームとしての「妖怪ウォッチ」の拙分析を読み返しましたが、結構面白かったです。英語化して発表しても良かったかもしれない、と少し思いました。

ゲーム市場の拡大の背景には、情報通信技術の発展やF2Pのような新しいビジネスモデルの誕生がありますが、ゲームのカジュアル化(気軽に楽しめるゲームが登場したこと)も重要な要因です。

「ハイパーカジュアルゲーム」という言葉が流行してますが、カジュアルゲームを多様な視点から分析したユールの『カジュアル革命』は、扱われている事例はやや古いですが、良い本だと思います。
https://mitpress.mit.edu/books/casual-revolution 

『カジュアル革命』の概要はこちら。
http://sociology-of-games.blogspot.com/2015/08/a-casual-revolution-reinventing-video.html

2021年3月28日日曜日

今年の卒業論文(東北学院大学)

今年、東北学院大学で指導した卒業論文のタイトルは、下記の通りでした。 

1) 「ニコニコ動画におけるゲーム実況の推移」
2) 「eスポーツ競技のプレイスキルにおけるイメージトレーニングの効果の研究―『ウイニングイレブン2020』を用いて―」
3) 「ファンコミュニティの実態-ポルノグラフィティのファンより-」
4) 「YouTubeと若者のテレビ離れとの関係性について」
5) 「ゲームBGMが人に与える影響—グランブルーファンタジーにおいて—」

学部研究生が立命館大学大学院に進学

少し前ですが、本務先の東北学院大学でゲーム研究の指導を1年間行ってきた学部研究生(中国人留学生)から、立命館大学大学院映像研究科に合格した旨、ご連絡がありました。
http://www.ritsumei.ac.jp/gsia/

「中国テンセントのゲーム(MOBA)の日本市場への展開」というテーマだったため、中国ゲーム産業の専門家である中村彰憲先生がいらっしゃり、また日本のゲーム研究のメッカでもある同研究科がもっとも望ましい進学先でした。ただ、映像研究科が大変人気だったことや、専願だったことなどから、かなり心配しておりました。なんとか受け入れて頂き、大変安心致しました。

立命館大学の先生方や関係者の皆様に、御指導いただけましたら、大変幸いでございます。何卒宜しくお願い申し上げます。

文系ゲーム研究者のアカデミックキャリア

2021年3月14日に発表した、日本デジタルゲーム学会第11回年次大会の基調講演スライドをアップしました。短めです。なお、講演の動画もいずれアップされるそうです。

「文系ゲーム研究者のアカデミックキャリア――専任職への就職に必要な基本的な考え方と力」
https://slideshare.net/nobushigehichibe/ss-244370748